リリース内容
*上記の機能反映にはブラウザの更新・アプリの再読み込みが必要です。
【新機能】"どの牛に何を授精・移植するか"を表示『繁殖方針ガイド機能』
※本機能は乳用牛向けの機能となります。
乳用牛の繁殖現場において多様化する繁殖方針を把握して各牛へ実行するのは大変です。その結果、繁殖計画と実際の繁殖内容に乖離が生じることがあります。
繁殖方針ガイド機能では、"どの牛に何を授精・移植するか"を表示して、各牛に実行すべき作業を明示します。これにより計画の実行性が高まり、先を見据えた牛群管理を実行いただけます。
繁殖方針ガイド機能の使い方
本機能の詳細は、こちらのページをご覧ください。
牧場の繁殖方針を登録できる「繁殖方針マスター」を新たに追加しました。
繁殖方針マスターには予め以下3つの繁殖方針が初期登録されています。これらをベースに牧場の繁殖方針をご設定ください。
初期登録される繁殖方針マスター内容 |
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繁殖方針名 |
各授精機会で何を授精・移植するか |
ホル性判別 | (1~3)授精: ホルX (4~)授精: 黒毛授精 |
黒毛ET | (1~2)ET: 黒毛 (3~)授精: 黒毛通常 |
F1 | (1~)授精: 黒毛通常 |
()内の数字が授精回数を示します
登録した繁殖方針は、個体リスト上で割り当てできます。
今回新たにリストテンプレート「繁殖方針割当てリスト」を追加しました。本リストでは今繁殖中の牛と直近で繁殖が始まる牛が表示されます(※)。
リスト内容詳細は以下ページをご参照ください。
今後の各牛の計画を明らかに!『繁殖方針割当てリスト』
※ リスト抽出にあたり新リスト項目「繁殖開始目安日」を追加しました。本項目についてはこちらをご覧ください。
*繁殖開始目安日は順次反映され、全牧場様への反映に1日程度かかる見込みです。
Farmnote Geneをご利用の場合機能連携によりさらに便利にご活用いただけます。
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割り当てた繁殖方針は以下画面で確認できます。
活用シーン |
確認できる画面 |
発情の牛を見つけた時 |
個体詳細 - 重要指針 |
種付予定を確認する時 |
個対詳細 - 作業予定 |
複数の牛の繁殖方針を一覧したい時 |
各種リスト |
その他リリース(2件)
何回目の授精か予定上でわかるようになりました
Today、個体詳細画面などに表示される種付予定に「次が何回目の授精(または受精卵移植)か(※)」の表示を追加しました。
次の授精で何回目になるのか予定からご確認いただけます。授精時の判断にお役立てください。
※ [今産次の授精回数+1] 回目が表示されます。
Farmnote Geneからの連携項目を追加しました
Farmnote Geneからの連携項目を以下29項目追加しました。お好きなリストへ項目追加の上ご活用ください。
*項目の値は順次反映され、全牧場様への反映に1日程度かかる見込みです。
NM$の構成要素
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よく参照される指標
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繁殖性を示す指標
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ST Genetics「Vision+」の独自項目
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※ 繁殖インデックスについて
繁殖インデックスは、NM$内の繁殖に関わる要素のみを抽出した独自指標です。
妊娠率が高く、死産・難産になりにくい牛を選ぶことができます。
「繁殖インデックス」を元に牛の繁殖性を判別すると受胎率が最大8.9%高まります。
NM$に比べて 約2倍 受胎率の差があり、総合的な繁殖性を評価できます。
繁殖インデックスは値が大きいほど繁殖性が高いことを示します。受精卵移植対象牛の選抜などにご活用ください。