十勝地域組合員総合支援システム(以下、TAF)のCSV出力にて出力できる各種データの取り込みを、自動で実行します。TAF上で登録されている牛および活動をFarmnote上に一括登録いただけます。
ご利用には、TAFのユーザーID/パスワードが必要です。
※Standard、牛群管理プランをご契約の方がご利用いただけます。
※管理者のみご利用いただける機能です。
※北海道十勝地域の牧場様限定の機能です。もしご利用対象にも関わらず表示がされていない場合は、カスタマーサポートへお問い合わせください。
ご利用時の注意事項
TAFのデータ定期取り込みは、北酪検の牛・活動のデータ定期取り込みおよび事業団の牛・活動のデータ定期取り込みと併用いただけません。
また、その他のデータ取り込み機能ご利用は、取り込むデータの種類・期間が重複しないようにしてください。
項目が重複すると、各取り込みでデータを上書きしあいます。
事前準備(ご利用時のTAFアカウントについて)
セキュリティ保護の観点から、ご利用にあたっては、お手数ですがTAFシステムにて、本機能利用のための「従業員用アカウント」の作成および権限設定いただき、同アカウントでご利用ください。
TAFシステムの従業員用アカウント作成時のご不明点は、各管轄JAへお問い合わせください。
TAF従業員用アカウント 作成および権限設定手順
PC用メニュー画面から、以下手順をご実施ください
- TAF管理者アカウントでTAFにログイン、トップ画面で【従業員】を押す
- もし【従業員】のメニュー表示がない場合は、トップ画面で【設定】を押す
- 設定内の利用者設定画面にて、「従業員」の表示にチェックを入れて【登録】を押す
すると、トップ画面に【従業員】のメニューが表示されます。
- 従業員作成画面にて、アカウント情報の入力および「酪畜履歴」の許可にチェックをし【登録】を押す
- 管理者アカウントで【酪畜履歴】を押して酪農畜産物生産履歴システムを開き、【設定】を押す
- 設定内の表示メニュー設定で「CSV出力」および配下2項目「CSV出力指示」「CSV指示一覧」にチェックを入れて設定保存する
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手順
今すぐ取り込みを実行する
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TAFのユーザーID/パスワードを用意する
- 【牛の一括登録】を押す
- 【TAF】を押す
- データ取り込み登録機能利用についてのリンク先を確認の上、同意のチェックをする
- 作成したTAF従業員用アカウントのユーザーID/パスワードを入力する
- 実施内容を選択にて「今すぐ取り込みを実行する」を選択
- 取り込むデータの種類にチェックを入れる
- (7 にて活動にチェックをした場合)活動日の取り込む範囲を指定する(※1)
- 【実行】を押す(※2)
- 履歴にて、取り込み進捗や結果を確認する
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定期取り込み*を設定する
*定期取り込みでは、設定した曜日・時間に自動で取り込みを開始します。 取り込み期間は、牛・活動共に取込実行日の2ヶ月前の同日までTAF上のデータを遡って参照し、差分を取り込みます。
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TAFのユーザーID/パスワードを用意する
- 【牛の一括登録】を押す
- 【TAF】を押す
- データ取り込み登録機能利用についてのリンク先を確認の上、同意のチェックをする
- 作成したTAF従業員用アカウントのユーザーID/パスワードを入力する
- 実施内容を選択にて「定期取り込みを設定する」を選択
- 定期取り込みを実行する曜日と時間を選択する
- 取り込むデータの種類にチェックを入れる
- 【保存】を押す(※2)
- 履歴にて、設定が保存されたことを確認する
- 設定したタイミングに自動で取り込み作業が実行されるので、履歴にて取り込み進捗や結果を確認する
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定期取り込み設定を解除する
- 【牛の一括登録】を押す
- 【TAF】を押す
- (データ取り込み登録機能利用についての同意、およびTAFアカウント情報の入力は不要です)
- 実施内容の選択にて「定期取り込み設定を解除する」を選択
- 【解除】を押す
- 履歴にて、設定が解除されたことを確認する
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※1 「出荷/廃用済み牛」選択時は、「出荷」および「廃用」の取り込み期間は過去5年間固定となり、期間指定はできません。
※2 入力項目が全て揃うと押せるようになります
登録される項目
青字はTAF上の項目名です。
項目
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取り込み条件
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登録される項目
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在籍牛 |
- 個体識別番号:Farmnote上で登録されて いない
- TAF上で出荷・廃用済 ではない
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- 耳標番号(拡大4桁を登録)
- 個体識別番号
- 出生日
- 性別
- 名前
- 品種
- タイプ(※1)
- 導入日
- 導入時産次
- 母牛の個体識別番号
- 母牛
- 登録番号
- 母牛の登録番号
- 父牛の登録番号
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出荷/廃用済み牛 |
- 個体識別番号:Farmnote上で登録されて いない
- TAF上で出荷・廃用済 である
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- 耳標番号(拡大4桁を登録)
- 個体識別番号
- 出生日
- 性別
- 名前
- 品種
- タイプ(※1)
- 導入日
- 導入時産次
- 母牛の個体識別番号
- 母牛
- 登録番号
- 母牛の登録番号
- 父牛の登録番号
- 出荷 or 廃用 の登録項目(各項目を参照)
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種付 |
- 個体識別番号:Farmnote上で登録されて いる
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繁殖区分:授精
- Farmnote上で同日に種付の登録がない
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分娩(※2) |
- 個体識別番号:Farmnote上で登録されて いる
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繁殖区分:分娩
- Farmnote上で同日に分娩の登録がない
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乾乳 |
- 個体識別番号:Farmnote上で登録されて いる
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繁殖区分:乾乳
- Farmnote上で同日に乾乳の登録がない
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妊娠鑑定 |
- 個体識別番号:Farmnote上で登録されて いる
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繁殖区分:妊娠鑑定
- Farmnote上で同日に妊娠鑑定の登録がない
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治療・投薬 |
- 個体識別番号:Farmnote上で登録されて いる
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- 投薬日
- 治療区分「治療」
- 投薬一覧(薬品名)
- メモ
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出荷 |
- 個体識別番号:Farmnote上で登録されて いる
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異動種別区分:売却廃用
- Farmnote上で同日に出荷・廃用の登録がない
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廃用 |
- 個体識別番号:Farmnote上で登録されて いる
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異動種別区分:死亡
- Farmnote上で同日に出荷・廃用の登録がない
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※1 品種と性別によって自動で割り当てられます
※2 分娩牛と分娩日、子牛側の母牛の個体識別番号と出生日 が一致すると、Farmnote上で子牛と母牛が紐付きます
※3 多胎子チェックはつきません
* 預託牛の取り込みにおける留意点
現状、TAF上では預託に出した場合は転出としてデータ出力されます。転出(出荷)した牛と預託に出した牛は区別できないため、現状は預託に出した際(入牧)は、「出荷」が登録されます。 また、預託から戻ってきた際にデータとして再導入と扱う対応はできておりません。
預託牛については手動で以下登録修正をいただく必要がありますことをご留意ください。
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預託(入牧)時 |
自動で取り込みされる出荷を削除し、預託(入牧)を手動で登録 |
預託(下牧)時 |
預託(下牧)を手動で登録 |